皆様、こんばんは。
本日は過去に「パーソナルカラー4シーズン全ての結果が出てしまわれた方」にご来店をいただいた際のお話しを少しだけしたいと思います。
2枚の画像に凝縮して書きましたが、A様から「過去に他店で受けたパーソナルカラー診断の結果に4シーズン全てが出てしまい、これから本当に似合う色でお着物を仕立てたいと考えています」←このようなお話しがございました。
つまり、1回目はスプリングタイプ、2回目はウィンタータイプ、3回目はオータムタイプ、4回目はサマータイプという結果になったとのことでした。
わたくしも内心「そんなことあるの?」と、思いましたが、約20年の間の出来事だそうです。
わたくしの診断結果は「メインシーズンはウィンタータイプ、セカンドはスプリングタイプ」でした。
続いて、4回目のお店でカラー診断と一緒に受けられた骨格診断の結果はナチュラルタイプでしたが、今回、わたくしが診断結果は「ストレートタイプ」でした!
画像のコメントにも書きましたが、誤診原因の最も多い理由は経験不足かと感じます。
僭越ながら書かせていただきますが、パーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ別診断は実際にプロが診断を幾つも幾つも重ねて得たデータが最終的な結論を裏付けます。
当たり前ですが診断実績がより多い者がデータをたくさん持っていることになります。
今年に入り「他店で受けた診断結果がしっくりこないので、もう一度診断して欲しくて来ました」←このようなお客様が本当に多くご来店される年となっています。
ここ数年、パーソナルカラー診断や骨格診断がメディアで多く取り上げられ、化粧品メーカー等も各社パーソナルカラー別のアイテム展開をしたりと、話題性や需要増加により、
少しだけカラー診断や骨格診断の知識を学んでから直ぐにお客様から料金を頂き、診断を行ってしまうセミプロさんが増えたのも誤診を招いている理由かもしれませんね(辛口かな☝️)
確かにA様の場合は、サマータイプにも身に付けられる色は2〜3色は有りましたが、全体的に捉えてみますと、やはりセカンドタイプのスプリングにも及びません。
続いて骨格診断に移りましたら、4回目に受けられたお店では、ナチュラルタイプとの診断を既に受けておいででしたが、確かに部分的にナチュラルの要素は入っていましたが、今回、わたくしが診断した結果、やはり全体的な特徴は【ストレートタイプ】という結論に至りました。
関節の特徴だけでなく、身体の質感も骨格診断をするに辺り重要な診断要素となります。
質感と言っても肌質のことよりも、筋肉のハリ感を指します。
見た目のハリ感です。
わたくしが普段していることは、離れたところから感じ取る身体の質感を読み取ることです。
他店様で既に診断を受けた方が当サロンにお越しになる場合は過去の診断に疑問を抱いていらっしゃるor診断自体にご興味を持っていらっしゃる方の2パターン。
どちらにしましても、気になることや違和感をそのままにしない方がよろしいかと思います。
他店様で誤診をされたお客様をわたくしが実際に診断していきますと、その担当された先生がどこで間違った診断を下したかは何となく分かるものです。
これについては例えば、歯科医が患者様が以前に受けた他院の先生の治療痕を見て経過が分かるのに似ているかもしれません。
名医は【きちんと理論的に説明ができる】
そして結果も伴うものです。
わたくしも同じように、お客様へこのように心掛けています。
積み上げてきたデータは決して裏切らないことを長く診断している者ならば、よくよく理解しています。
そして理論は嘘をつかないということも重ねて書き記しておきます。
ではまた次回に。。。